今回私が紹介するのはSquid Kingdoms(スクイードキングダム)というゲームです。
スクイード キングダムは「NFT」や「仮想通貨」を利用したゲームで、それらを利用することで遊ぶだけでなく稼ぐこともできるゲームのようです。
NFTや仮想通貨はビットコイン等で一躍有名になった新しい投資商品です。
最近ではこれらの仕組みを悪用した詐欺案件が増加しており、不安に思う方もいることでしょう。
さて、このスクイードキングダムは、仮想通貨やNFTをどのように利用したゲームなのでしょうか。
「安全で稼げるゲームなのか」「詐欺案件だった場合に返金相談でお金が返ってくるのか」など、とても気になりますよね。
今回は、始めたいけど怖くて迷っているというあなたに向けて、どのようなゲームなのかについて様々な観点から調査を行っていきます。
先に調査の結果からお話ししますと、

スクイードキングダムはおすすめできません。
その理由について、ゲームの仕組みと共に解説していきます。
Squid Kingdoms(スクイードキングダム)とは?

スクイードキングダムとは、参加者同士によって賞金を奪い合う戦略心理ゲームです。
ゲームの分類としては
- 「Gamefi」と呼ばれる、遊ぶことで稼ぐことができるシステム
- 「NFTfi」と呼ばれるNFTを利用して稼ぐことができるシステム
上記の二つを組み合わせたものとなります。
また、このゲームを日本語に直訳すると「イカ王国」となります。
どこかで聞き覚えがありますね。
調べたところ、参加者同士が大金をかけて生き残る韓国のサバイバルドラマ「イカゲーム」にそっくりです。
イカゲームは2021年に全世界で放送されたドラマであり、Netflixにおいて非常に人気があります。

スクイードキングダムはこのドラマを参考として作ったゲームです。
参考とした「イカゲーム」が最近放送されたことからも分かる通り、スクイード キングダムは運営期間の短い新しいゲームです。
概要

次にゲームの概要について説明します。
スクイードキングダムは非常にシンプルなゲームシステムとなっており、主要な遊び方としてはチケットを購入してゲームに参加し、賞金を奪い合うことになります。
このチケットを購入するために仮想通貨が必要となります。
また、仮想通貨でチケットを購入する以外にもNFTを購入することもできます。
このNFTを使用して稼ぐことも可能となっています。
稼ぎ方

SquidKingdoms 始め方は以下の3種類です。
- チケットを購入してゲームに参加する
- NFTを利用する
- 人に紹介する(アフィリエイト)
チケットを購入してゲームに参加する方法
- チケットを購入してゲームに参加する
- ゲーム終了時点で最後から数えて5人目までのチケット購入者が勝利する
(ゲーム時間は24時間でチケットを購入すると30秒追加される)
- 賞金が山分けされる
賞金は5人の勝利者で山分けされることとなります。
またチケット購入が早かった人にも賞金が分配されます。
中間層は賞金を得られません。
参加者数が多いほど中間層が増えることとなります。
【NFTを利用する】
NFTとは非代替性トークンの略で、唯一無二であることを保証されたデータのことを表します。
このNFTをスクイード キングダムで仮想通貨を支払うことによって購入することができます。
購入可能なNFTは「標準パッケージ」と「プレミアムパッケージ」の2種類です。
購入後はNFTを売買して差益による利益を得ることやマイニングを行うことができます。
また、購入したNFTを合成することでレジェンダリーNFTというものを入手できます。
このレジェンダリーNFTを所有するとゲームリワードという形で利益が得られるようになっています。
【人に紹介する】
文字通り、人に紹介してスクイード キングダムの宣伝を行うことによって仮想通貨が得られる仕組みとなっています。
口コミや評判

スクイードキングダムがどんなゲームなのか、実際に利益を上げているのかとても気になりますよね。
ということで、実際にプレイした方の口コミや評判について見ていきます。
口コミや評判については以下のような内容が中心となっていました。
- アフィリエイトによる宣伝がほとんど
- チケット購入費よりも山分けの賞金が少ない
- 参加者が少ない
アフィリエイトの宣伝が多く、参考となる口コミや評判は少なかったです。
まだ立ち上げられたばかりのゲームのため、口コミや評判が少ないのは仕方ないでしょう。
しかし、チケット購入費より山分けの賞金が少ないというのは気になりますね。
注意点

仮想通貨やNFTなど新しい仕組みを利用したものは法規制も進んでいないこと、海外製のものが多いことなど注意点が多いです。
スクイード キングダムも仮想通貨を利用しているので、注意点は多数存在しています。
次は具体的な注意点について分かりやすく解説していきます。
【仮想通貨の価値】
スクイード キングダムは仮想通貨をゲーム内通貨としています。
ゲーム内で得られた仮想通貨は、そのままでは日常生活では使用できないため日本円に換金する必要があります。
仮想通貨は日本円とは違って管理する者がおらず、ユーザー間の相互認証(ブロックチェーン技術)によってその価値を担保しています。
しかし、その価値は日々変動しており、需要と供給によって成り立っています。
この需要と供給のバランスが崩れたとき、大きく価値が変動することになります。
スクイードキングダムの仮想通貨はスクイード キングダム等のシステムで使用することが主な需要となるため、ゲームの人気がでなければその価値は下がり続けるでしょう。
【NFTの価値】
スクイード キングダムにおいて、NFTはマイニングや売買によって仮想通貨を得られるものとなっています。
そのため、NFTは上記の仮想通貨の価値と同様のリスクを抱えていると共に、買ってくれる人がいなければ無価値といっても過言ではありません。
【セキュリティ】
仮想通貨はセキュリティ的な問題を抱えています。
不正ログインや取引所・ゲームのハッキング詐欺等の脅威が常に存在しており、利用には注意が必要です。
【ゲーム自体の持続性】
ゲームは面白くなければすぐに飽きられて人気がなくなってしまいます。
仮想通貨の価値でもお話しした通り、ゲームが飽きられればユーザー数は減って仮想通貨を使用する人はいなくなります。
また、スクイード キングダムのゲーム自体が一定のユーザー数が必要なこともあり、ユーザー数の維持は非常に重要なものとなっています。
しかし、ゲームが非常にシンプルでただのマネーゲームと化していることや口コミから持続性は低いと考えられます。
特商法

特商法は、ネット商取引の中では特に重要な項目となっています。
その理由は、事業者と私たち消費者を守るために国が定めたとても大切な法律だからです。
そのため、今回のような情報商材やネット上で販売されている商品を購入するときは、販売サイトが適切な特商法を記載しているかどうか確認を取ることをおすすめしています。
スクイードキングダムの特商法はどのようなものでしょう。
調査の結果、特商法の記載は確認できませんでした。
特商法は元より、事業者の概要についてもWebサイト上では確認できませんでした。
スクイードキングダムは運営が不明な状態となっており、このようなゲームにお金をかけるのは非常に危険です。そのため、出金停止等のトラブルに巻き込まれるおそれがあります。
特に、海外の事業者だった場合はトラブルが起こった際の対応が非常に複雑になります。
まとめ

Squid Kingdoms(スクイードキングダム)について簡単にまとめると以下の通りです。
- 仮想通貨とNFTを使用したゲーム
- イカゲームと非常によく似ている
- 利用者が少ない
- 運営者が不明
上記の通り、Squid kingdom NFTは利用者が少なく運営者が不明であり、稼げる可能性は低いゲームといえます。
しかも運営者が不明であるため、出金停止等のトラブルに発展するリスクが非常に高いです。
特商法の記載もなく非常に怪しいゲームのため、絶対におすすめできません!
sqw 仮想通貨
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