みなさんは副業に興味を持ったことはありますか?
会社によって副業の禁止を解除しているところもありますし、副業自体YouTube広告やSNSでも見かけることが多くなったので、始めるか悩んでいるという方は多いのではないでしょうか。
ただ、いざやろうと思っても「詐欺だったらどうしよう」「高いお金がかかりそう」等といった不安や心配が出てくるはずです。
そう思ってしまうのも当然で、誰でも取り組みやすくなった反面、その流れを悪用した詐欺業者が増えているんです。
むしろ、安全な案件よりそういった副業詐欺ばかりが増えている現状です・・・。
ということで今回は、副業詐欺に遭わないための見分け方や、万が一トラブルが起こってしまった際の対処方法についてご紹介していきます!
副業詐欺の典型的な特徴とは?

私自身これまで数多くの副業を検証してきましたが、詐欺だと言える案件には共通していくつかのパターン(手口)があったんです。
まずはそちらを紹介していきたいと思います。
甘い言葉を使っている
副業詐欺で多いのが、「スマホさえあればOK」「短時間で高収入」「初心者OKでスキル・経験不要」といった謳い文句の使用です。
誰でも楽に稼げるということを露骨にアピールしながら、登録・参加を求めてきます。
Googleやsafariのサイトに出てくるバナー広告だったり、Twitter(ツイッター)やInstagram(インスタグラム)といったSNSでの勧誘だったりで見かけることが多いです。
最近だとYouTube広告でも当たり前のように詐欺の案件が流れてくるので、自分の元にも来たという方は多いのではないでしょうか。
お察しの通り、そのような現実味のない謳い文句の案件で稼ぐことはできないですし、詐欺の可能性も非常に高いです。
「タップだけ」「コピペだけ」「動画を見るだけ」といった単純作業なのにもかかわらず、やたら高収入というものには参加してはいけません。
参考までに、投資商材では「利用者全員が利益を出している」「勝率90%以上」「利益を保証」といった謳い文句が使われることが多いので覚えておきましょう。
(投資でこの実績はありえないし、そもそも投資に限らずビジネスに絶対はないですからね!)
私が以前検証した「スマラインズ」や「マネータイガー(マネ虎)」は典型的な詐欺の特徴を持った副業なので、参考までに見てみてください。
ビジネス内容に具体性がない
上記で説明したような甘い言葉を使っている案件に限って、そう言える根拠や実績がなく、「具体的にどのような仕組みで稼ぐのか」「どこから収入が発生しているのか」というビジネスモデルすらもわかりません。
運営元の情報がわからない
参加したい副業を見つけた時、その案件を扱う運営元の情報が見つからない場合は、危険なので一度ストップしてください。
運営元がわからないということは、会社や責任者の名前、住所や電話番号といった私たちに必要な情報も一切不明だということです。
万が一そのような相手に近づいてしまうと、個人情報を抜き取られたり、何らかの形でお金を失ってしまう可能性が高くなってしまいます。
高額な商材を買わせようとしてくる
副業の中には、参加を進めていくことで高額な商材を売りつけてくることがあります。
マニュアルやサポート費用、初期費用といった適当な理由をつけて高額なモノを販売してきたら注意が必要です。
たとえ購入しても満足いくサービスは受けられませんし、支払いした分のお金だけ失ってしまうことになるので、私たちからすると損でしかありません。
また、仕事をスタートするよりも先にそのようなお金の請求があった場合にも注意してください。
必要以上な個人情報の登録願い
詐欺の案件は必ずと言っていいほど個人情報の入力を求めてきます。
先程説明したように、相手は自分の情報を隠したりビジネスモデルを伏せたりするにもかかわらず、私たちには名前や電話番号、LINEアカウントやメールアドレス等をこれでもかというくらいしつこく求めてきます。
(口座やクレジットカードの情報を求めてくる場合も少なくないです…。)
ここで言われた通りに教えてしまうと、身に覚えのない請求が来たり外部に情報が漏れたりします。
そのため、むやみに入力はせず、聞いてきた時点で離れるようにしましょう。
詐欺被害に遭わないための対策とは?
先程までは副業詐欺の見分け方・手口についてご紹介しましたが、続いては詐欺を未然に防ぐための対策を解説していきます。
運営元の会社について調べる
もしも魅力に感じる案件に出会ったとしても、まずはスマホを使ってその副業の内容や会社情報について調べましょう。
その際には次の3つを優先して調べてみてください。
1.ホームページ(HP)やSNSのアカウント
安全な企業であればGoogle等で調べた時にホームページ(HP)やSNSが出てくるはずです。
それらが無い場合は存在しない会社だという場合もあるので、真っ先に詐欺を疑いましょう。
2.口コミや評判
また口コミや評判の内容もかなり重要になってくるので、そこも調べる必要があります。
「運営会社の名前 口コミ」「運営会社の名前 評判(評価)」といった感じで検索してみて、どんな書き込みがあるのか見てみてください。
詐欺案件の場合は悪い内容が多いですし、注意喚起するブログやサイトが出てきます。
ホームページ(HP)に利用者の声を載せている案件もありますが、それらは運営関係者が作った自作自演なものである可能性が高いので、それだけで判断しないようにしてください。
3.特商法
私のブログではくどいほど触れてきたこの特商法という法律ですが、やはり欠かすことはできません。
ここには会社情報だけでなく、返金・返品の対応や注意書きもあるので、忘れずに確認しましょう。
記載がない場合、もしくは不備がある場合は詐欺の可能性が高いです。
先にお金の支払いがあるものには参加しない
先程も触れましたが、仕事を始めるよりも先にお金の請求があった場合は詐欺と考えてください。
また、サイトでは無料と言っていたのに実際はお金がかかるなんてことも少なくありません。
登録途中で請求があった時はすぐにブロックして連絡を絶つのが一番ですが、仮に支払いがあるかわからない場合は、必ず運営に問い合わせるようにしてください。
仲介サイトを使ってみる
「詐欺の心配をしたくない」「安全に副業がしたい」という方は仲介サイトを使ってみるのがおすすめです。
以前のブログでも紹介した次の3つは業界最大級のトップサービスです。



これらの詳しいお話に関しては、下のブログより確認してみてください。↓↓↓↓
詐欺被害に遭った時の対処方法とは
ここでは既に被害に遭ってしまった場合に取るべき行動についてご紹介していきます。
相談窓口への連絡
まず必要なのは、相談窓口への早急な連絡です。
それではどこに連絡するべきなのかご紹介します。
消費者ホットライン
どこにかけるべきか悩んでしまう場合は、「188」の消費者ホットラインに連絡すると、お住まいの地域の窓口までつないでくれます。
つながるまでの通話料も無料で済むので、「いきなり警察には相談しづらい」「自分だけでは対応できない」という方におすすめです。
警察相談ダイヤル
先程も触れましたが、警察への連絡はどうしてもためらってしまいますよね。
ただ、そんな時は「9110」の警察相談ダイヤルにかけてみるのも手です。
連絡した理由をきちんと説明すれば、受付が適切な窓口に誘導してくれます。
法テラス
法テラスとは、法的なトラブルを解決するために国が設置した総合案内所のことです。
ここではお金に余裕のない方がトラブルに巻き込まれてしまった時に、弁護士等に無料で相談することができます。
法的トラブルの場合:「0570-078374」
犯罪に遭った場合:「0570-079714」
参考までに、平日だと9時~21時までつながり、土日に関しては土曜が9時~17時で、日曜は繋がらないという感じです。
メールだと24時間365日対応しているようなので、実質いつでも連絡できるみたいです。
クレジットカードの引き落とし停止
クレジットカードで何らかの商材を購入してしまった場合は、カード会社に連絡して引き落としをストップするようにしてください。
支払い停止に関しては、基本希望しても通らないのですが、抗弁書を準備することで通る場合もあります。

抗弁書とは、買った商品が届かない等といったトラブルが起きた時にそれを知らせるための書類のことです!
支払いに応じない
「支払いをしないなら法的な手段を取ります」と脅しをかけられることもありますが、詐欺だと感じた時は応じないようにしてください。
無視です!
ここでお金を支払ってしまうと、いくら弁護士や警察に連絡しても返金が難しくなってしまいます。
集団訴訟に参加する
弁護士への相談にも少なからずお金が発生する場合があります。
そんな時は、SNSやインターネットで集団起訴を呼びかけているアカウントを探してみてください。
同じような被害に遭ってしまった方と助け合うことができますし、費用も抑えられます。
まとめ
本日は副業詐欺の見分け方と、被害に遭ってしまった時の対処方法について解説していきました。
全体を簡潔にまとめると下の通りになります。
- 「甘い言葉や都合の良い話は信用しない」
- 「会社情報や特商法、口コミは必ず確認する」
- 「安全に稼ぐには3つの優良サービスを使う」
- 「被害に遭ったら弁護士や警察に必ず連絡する」
普段通り冷静に判断できれば問題ないとは思いますが、煽られたり急かされたりすることで間違った判断をしてしまう方はどうしてもいらっしゃいます。
今一度このブログを見返して、副業 詐欺じゃない案件を選んでいけるようにしていきましょう。
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