物を安く仕入れて高く売って、その差額で稼ぐのが「せどり」です。
せどりで稼ぐには、より安く仕入れてより高く売る必要があります。
500円で仕入れて1,000円で売れば500円の利益です。
一方、同じ商品を300円仕入れて1,200円で売れば900円の利益です。
せどりでは、このように、より高く仕入れてより高く売ることが出来る人が儲かるし、出来ない人は儲けることが出来ません。
また、売る量をいかに多くすることが出来る人も儲かります。
では、せどりで成功するのはどんな人なのでしょうか?失敗する人の特徴はあるのでしょうか?
今回はその点をお話していきますね。
せどりは儲かるの?

せどりには、店舗せどりと電脳せどりの2種類があります。
店舗せどりは、文字通り量販店等の店舗で物を仕入れて売ることですし、電脳せどりはインターネットで仕入れて売ることを意味します。
両者は基本は同じで、より安く仕入れてより高く売れなければ儲けることが出来ません。
また、最近は副業としてせどりに取り組む人が増えてきています。
副業を選ぶ際の大きなポイントの1つは、稼げるかどうかでしょう。
「この副業は稼げるの?」「儲かるの?」と言う会話は、あちこちで交わされます。
では、せどりは稼げるのでしょうか?
答えは、上手くやれれば「YES」です。
ただ、誰もがどんな方法を取っても稼げるかと言うと、それはNOです。
では、そのYESとなる方法は何でしょうか?
次にお話します。
成功者の特徴
せどりで稼げるのは、一体どんな人なのでしょうか?
自分はそこに当てはまるのかな?
全然当てはまってなかったら嫌だな・・・。
どうなんだろう?
気になる人もいることと思います。
主な特徴は次の3つです。
仕入れサイトを複数持つ

仕入れサイトを複数持つことのメリットは何でしょうか?
1つしかないと、ある商品の価格も1つしか知らないことになりますよね。
それが、2つ以上持っていると、価格も比較出来てより安い方を仕入れることも出来ます。
また、頼っていた仕入れサイトで売り切れが出た時も、2つ以上持っていると助かります。
仕入れサイトの1つが万が一閉鎖されてもやって行けるようにしておかなければなりません。
仕入れサイトを複数持っておくのは、結局は自分のせどり商売を効率的に回すためなのです。
リスクを考えながら、自分の商売を継続させて行きましょう!
成功者の実例を見ている

子供の頃から、人に何かを教わる経験をしてきた人は凄く多いでしょう。
学校の授業も、部活も、仕事も。
上手い人や詳しい人に教えて貰い、真似して自分も出来るようにするのは、何も悪いことではありません。
同じように、せどりで成功したいと思ったら、上手い人・詳しい人・そして実際にせどりで成功している人に教えて貰いましょう。
そのためには、人に会っても良いですし、インターネットやスマホで情報を収集しても良いです。
何から何まで吸収してやろうと言う姿勢でも良いですし、何か1つでもヒントがあればと言う姿勢でも良いです。
とにかく、他人のやり方を参考にして、自分に足りない所を補いながらやっていくことです。
継続力がある

「継続は力なり」と言いますよね。
「諦めたらそこで試合終了だよ」なんていう言葉もありました。
その通りで、「人から学んでは自分でやってみる」「自分でやってみては人から学ぶ」ということを繰り返しやっていくことです。
その過程で、自分なりに気付くことや良かった点や反省点も振り返りながら継続させて行きましょう!
三日坊主で何やっても続かないと言う人もいるかも知れません。
その場合は、副業なのだから会社や上司がやれと言われない限りやらないようでは一銭も稼げないのだと言う原点を思い出しましょう。
やれば稼げるけど、やらなければ稼げません。
自分なりに満足の行く結果が出るまでは、下手でも良いから続けていきましょう!
失敗者の特徴
では、どんな人がせどり商売で失敗し易いのでしょうか?
他人の輝かしい成功事例を見るのはちょっと抵抗があると言う人でも、失敗するパターンを知っておくくらいなら出来ますよと言う人もいるでしょう。
失敗するパターンを知っておけば、それを避けるようにすれば良いのですからね。
大きく5つあります。
1回の取引で大金を狙っている

副業を始める際、会社員やアルバイト、パートの経験があると、そこでの時給や日給がいつも頭の片隅にありますよね。
そこでの収入のレベルと比べてどうかと言うことをつい考えてしまうと思います。
ですが商売である以上、そんなに早い段階から稼げて収益が安定する訳ではありません。
少しでも早く稼ぎたいと焦って、一度に高額の利益を得ようとしても、なかなか上手くは行きません。
先程お話した成功者の特徴を実践出来ていますか?
世の中のニーズや価格の状況なんかも把握出来ていますか?
自分が日々せどりの商売をする中で気付いたことや、良くなかった点も普段から意識したり、記録を取っておくと良いですよ。
時々それを見ながら軌道修正したりするうちに、もしかしたら新しい閃きもあるかも知れません。
キャッシュフローを理解していない

せどりで上手く行かない人は、キャッシュフロー、つまりお金の流れを理解していないということが考えられます。
せどりでは、仕入れをしてそれを売らなければなりません。
仕入れではクレジットカードを使う人も多いですが、その支払いは通常翌月です。
それまでに商品を現金化しておかなければなりません。
つまり、支払いの段階で支払い用のお金が足りない、なんて言うことが起こり得るのです。
お金の流れを理解しておかないと、適切な仕入れも販売も出来ません。
毎日のように「お金がない」と嘆く日々は、避けたいですよね。
継続できない

先程も少しお話しましたが、「三日坊主」は別に笑い話ではないです。
自分は今仕事をしているんだ、続けなければ稼げないんだ、ということをいつも肝に銘じておくようにしましょう。
少しくらいさぼっても決まった給料が出ると言う訳ではないのです。
とはいえ、せどりを副業として取り組んで継続させるにはどうすれば良いのかを考えることも大事になってきます。
頑張りすぎないことも大事ですよね。
頑張り過ぎて心身ともに疲れ切ってしまって病気になんかなったら、どんな仕事も出来なくなってしまいます。
適度に休んだりリフレッシュしながらやった方が、結果的には長続きしますよ。
見込みのない仕入れ

やはり、売れる物を売らなければなりません。
「私はこれしか売りたくないからこれしか仕入れません!」と意地を張った所で何も始まりません。
また、売れない物を一生懸命に仕入れて、売れない売れないと嘆いていてもしょうがないのです。
売れる物は何か、どのくらい仕入れておけば良いか、そしてどのくらい売れば良いのかは常に意識しておかなければなりません。
売れる見込みのない商品をいくら仕入れても、売れなければそれがそのまま在庫になっていきます。
大量の在庫、例えば未開封のままの段ボールが大量に自分の部屋に溢れ返るなんていうことが実際に起こり得るのです。
競合調査をしない

副業が流行り始めて、せどりを副業にする人も増えています。
と言うことは、皆さん以外にもせどりでしっかり稼ぎたい、商売を大きく成長させたいと考えている人だっています。
副業だからそんなにしっかりやらなくても良いだろうと油断していると、状況もどんどん変わっていくのにそれに付いて行けなくなるかも知れません。
同じせどりを副業として、他の人がかなり真剣に取り組んでいることも知らずにいたらどうなるでしょう?
仕入れの適切なボリュームや売れる価格帯も知らないままだと、一向に売れない状況が続きますよね。
そうなると、精神的にも辛くなって、それこそ継続もしづらくなります。
市場や競合の情報を随時収集したり自分との比較をして纏めた表なんかを作るなりして、それを適宜バージョンアップしていくのもありですよ。
まとめ

ここまで、せどりで成功する人・失敗する人の特徴を見てきました。
皆さんは、現時点では主にどっちが当てはまりますか?
「もうだいぶ成功者の域に近付いてます」と言う人もいるでしょう。
「失敗者の特徴ばっかりです」と言う人もいるかも知れません。
どちらにせよ、今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです!
試行錯誤しながら頭も身体も使って、継続していけるように頑張っていきましょう!
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